tanaka's Programming Memo

プログラミングについてのメモ。

201 Buttonとプロパティ

プログラミングの6つのミソの習得を始める。

  1. 入力
  2. 処理
  3. 出力
  4. 順次処理
  5. 分岐処理
  6. 繰り返し処理

上記のうち、すぐに成果が分かるのが出力である。まず、出力から学ぶ。

ここでマスターしたいこと

  • Buttonを使えるようになること。
  • プロパティを使って、ボタンの外観を調整すること。

手順

準備 - ボタンの使い方の復習 -

プロパティとは

プロパティは「属性」といい、コントロールの見た目などの情報を保持しているものである。プロパティウィンドウは、プロパティの内容を見たり、変更するためのウィンドウである。

以下に各操作の動画を示す。それぞれの補足説明は動画の下に記載してあるので、動画を確認しながら目を通して欲しい。


201 Buttonとプロパティ - YouTube

  • InternetExplorerかFirefox推奨。
  • 字幕あり
コントロールの選択
  • プロパティには、現在選択されているコントロールの内容が表示される。
  • 操作を始める前に、「あいさつ」ボタンを1回クリックして選択する。
  • プロパティウィンドウの一番上に、現在選択されているコントロールの名前が表示されるので、[button1: ・・・]と表示されているのを確認する。
表示文字(Text)
  • プロパティウィンドウから、Textを見つけて、「挨拶」に書き換える。
  • [Enter]キーを押すと、フォーム上のボタンの表示が変わる。
文字の色(ForeColor)
  • ForeColorの色を変更すると(カスタムがおすすめ)、文字の色が変わる。
背景の色(BackColor)
  • BackColorの色を変更すると、背景の色が変わる。
文字の書体(Font.Name)
  • Fontを見つけて、左側の三角形をクリックして開く。
  • Nameを変更すると、書体が変化する。
文字の大きさ(Font.Size)
  • Fontの中のSizeの数字を変更すると、文字のサイズが変わる。
  • 数字は半角で入力すること。
無効にする(Enabled)
  • EnabledをダブルクリックしてFalseにして実行すると、ボタンが押せなくなる。
  • もう一度、ダブルクリックしてTrueにすると、ボタンが押せるようになる。
非表示にする(Visible)
  • VisibleをダブルクリックしてFalseにして実行すると、ボタンが画面から消える。
  • もう一度、ダブルクリックしてTrueにすると、ボタンが表示される。
座標を移動する(Location.X / Location.Y)
  • Locationを開いて、Xの値を変更すると、ボタンが左右方向に移動する。
  • LocationのYの値を変更すると、ボタンが上下方向に移動する。
  • フォームの左上がX=0,Y=0。値を大きくすると、Xは右に、Yは下に移動する。
ボタンの大きさを変更する(Size.Width / Size.Height)
  • Sizeを開いて、Widthの値を変更すると、ボタンの幅が変わる。
  • SizeのHeightの値を変更すると、ボタンの高さが変わる。
  • Sizeの値は、ピクセル数。

まとめ

  • コントロールをツールボックスから選んで、フォームに配置することで、プログラムの画面を作ることができる。
  • プロパティウィンドウを使って、コントロールの見た目を調整することができる。
  • 他のコントロールも、プロパティを使って見た目を調整することができる。
  • 他にも、コントロールの形状を変更するFlatStyleや、画像を張り付けるImageなど、様々なプロパティがある。

演習

  • 以下の要素がすべて違う3つのボタンを作成してみよう。

- 表示されている文字
- 文字の色
- 背景の色
- 文字の書体
- 文字のサイズ


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