プログラミングの6つのミソの習得を始める。
- 入力
- 処理
- 出力
- 順次処理
- 分岐処理
- 繰り返し処理
上記のうち、すぐに成果が分かるのが出力である。まず、出力から学ぶ。
ここでマスターしたいこと
- Buttonを使えるようになること。
- プロパティを使って、ボタンの外観を調整すること。
手順
準備 - ボタンの使い方の復習 -
- 以下を参照して、「あいさつ」ボタンを配置したプロジェクトを用意する(保存してあるプロジェクトを開いてもよい)。
- プロパティウィンドウが表示されていなければこちらを参照して表示させる。
プロパティとは
プロパティは「属性」といい、コントロールの見た目などの情報を保持しているものである。プロパティウィンドウは、プロパティの内容を見たり、変更するためのウィンドウである。
以下に各操作の動画を示す。それぞれの補足説明は動画の下に記載してあるので、動画を確認しながら目を通して欲しい。
- InternetExplorerかFirefox推奨。
- 字幕あり
コントロールの選択
- プロパティには、現在選択されているコントロールの内容が表示される。
- 操作を始める前に、「あいさつ」ボタンを1回クリックして選択する。
- プロパティウィンドウの一番上に、現在選択されているコントロールの名前が表示されるので、[button1: ・・・]と表示されているのを確認する。
表示文字(Text)
- プロパティウィンドウから、Textを見つけて、「挨拶」に書き換える。
- [Enter]キーを押すと、フォーム上のボタンの表示が変わる。
文字の色(ForeColor)
- ForeColorの色を変更すると(カスタムがおすすめ)、文字の色が変わる。
背景の色(BackColor)
- BackColorの色を変更すると、背景の色が変わる。
文字の書体(Font.Name)
- Fontを見つけて、左側の三角形をクリックして開く。
- Nameを変更すると、書体が変化する。
文字の大きさ(Font.Size)
- Fontの中のSizeの数字を変更すると、文字のサイズが変わる。
- 数字は半角で入力すること。
無効にする(Enabled)
- EnabledをダブルクリックしてFalseにして実行すると、ボタンが押せなくなる。
- もう一度、ダブルクリックしてTrueにすると、ボタンが押せるようになる。
非表示にする(Visible)
- VisibleをダブルクリックしてFalseにして実行すると、ボタンが画面から消える。
- もう一度、ダブルクリックしてTrueにすると、ボタンが表示される。
座標を移動する(Location.X / Location.Y)
- Locationを開いて、Xの値を変更すると、ボタンが左右方向に移動する。
- LocationのYの値を変更すると、ボタンが上下方向に移動する。
- フォームの左上がX=0,Y=0。値を大きくすると、Xは右に、Yは下に移動する。
ボタンの大きさを変更する(Size.Width / Size.Height)
- Sizeを開いて、Widthの値を変更すると、ボタンの幅が変わる。
- SizeのHeightの値を変更すると、ボタンの高さが変わる。
- Sizeの値は、ピクセル数。
まとめ
- コントロールをツールボックスから選んで、フォームに配置することで、プログラムの画面を作ることができる。
- プロパティウィンドウを使って、コントロールの見た目を調整することができる。
- 他のコントロールも、プロパティを使って見た目を調整することができる。
- 他にも、コントロールの形状を変更するFlatStyleや、画像を張り付けるImageなど、様々なプロパティがある。