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tanaka's Programming Memo

プログラミングについてのメモ。

401 プログラムを実行する順番

プログラミングの6つのミソのうち、入力と出力を学んだ。残る処理は、「順次処理」「分岐処理」「繰り返し処理」に分かれる。ここでは基本の処理である「順次処理」について勉強しよう。

  1. 入力
  2. 処理
  3. 出力
  4. 順次処理
  5. 分岐処理
  6. 繰り返し処理

ここでマスターしたいこと

  • C#でプログラムがどのように実行されるのかのイメージを掴むこと。
  • 順次処理の特徴を知ること。

プログラムはいつ実行されるのか?

プログラムがどこから、どのように実行されるかは、言語や環境によって決まっている。自分が携わる言語のルールを確認しよう。

Visual C#で、ボタンが1つのプログラムを実行する場合は以下の通り。

  1. プログラムが起動される。
  2. 「public Form1()」のブロック内のプログラムが、上から1つずつ実行される。
  3. 実行が終わったら、ユーザーからのきっかけ待機。
  4. ユーザーがbutton1を押すと、「private void button1_Click(object sender, EventArgs e)」のブロック内のプログラムが、上から1つずつ実行される。
  5. 実行が終わったら、ユーザーからのきっかけ待機。

動画

プログラムの動きを追うもっともシンプルな方法は、あちこちに出力プログラムを挿入することである(printデバッグなどと呼ばれる)。動画で表示されるメッセージの順番と、プログラムをよく見比べて、プログラムの動き方を確認しよう。


401 順次処理 - YouTube

動画のプログラム

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.ComponentModel;
using System.Data;
using System.Drawing;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
using System.Windows.Forms;

namespace _401_junji
{
    public partial class Form1 : Form
    {
        public Form1()
        {
            InitializeComponent();
            MessageBox.Show("public Form1が実行されました");
        }

        private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
        {
            MessageBox.Show("button1_Click その1");
            button1.Text = "button1_Click その2";
            MessageBox.Show("button1_Click その3");
            button1.Text = "button1_Click その4";
            MessageBox.Show("button1_Click その5");
        }
    }
}

順次処理

ブロック内では、上から順番に1つずつプログラムが実行されていることが観察できただろう。このように単純に順番通りにプログラムを実行していくことを順次処理という。

インスタントの焼きそばを作ることを考えてみる。やるべき作業が以下の通りだったとした場合、正しい順番に並び替えてみよう。

a. フィルムを破る
b. ふたを開ける
c. ふたを閉める
d. ソースを取り出す
e. ソースを入れる
f. お湯を入れる
g. お湯を捨てる
h. 3分待つ

順番を間違えた場合の結果をご存じの人も少なくないだろう。順次処理は単純だが、作業の順番を間違えると違うものになってしまう。

プログラムも同様で、目的を達成するためには、必要な作業と、作業の順番を考える必要がある。

順次ではない処理を実現するものが、「分岐処理」と「繰り返し処理」である。それらが使われない限りは、原則、プログラムは順次に実行される。しっかりと覚えておこう。

まとめ

  • Visual C#では、「public Form1()」のブロックが、起動直後自動的に実行される。
  • ブロック内のプログラムは、から1つずつ順番に実行される。
  • きっかけ(イベントやトリガーなどという)に応じて、対応するブロックが実行される。

大きく複雑なプログラムでも、ある場面で実行しているプログラムは1か所であり、順番に1つずつ実行される。プログラミングを理解するには、コンピュータと同じ順番でプログラムを読めるようにすることが大切である。


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