専門学校の資料を作成するにあたり、主にUNET5.1.0で作業していましたが、現在も発生中の不具合も含めてのメモです。
5.1.0で発生したバグ。5.1.1へのバージョンアップで治る
- NetworkTransformで同期内容をRigidbodyにすると動きがガタガタになる
- SyncVarの破損
- Ping関連のエラーが発生して接続できなくなる
- 再接続に失敗
5.1.1で発生したバグ。5.1.2へのバージョンアップで治る
他のPCから接続に失敗する
macとwindowsで通信しようとした時などに不具合が発生していました。
原因1
- Unityのバージョン不統一
対策
- Unityのバージョンを揃える
原因2
- NetworkManagerの一部の設定の不一致
対策
- NetworkManagerのAdvanced Configurationに接続数の設定があるが、これが不一致だと接続できないので、同じにする
その他注意点
- NetworkBehaviourが持てるSyncVarは32コまで
- 同じシーン内に複数のNetworkManagerがあってはいけない
- NetworkIdentityはルートのオブジェクトに設定
まとめ
5.1.1以前のバージョンは致命的なバグがあります。同じPC上では結構動くのですが、他のPCをつなぐと安定しません。最新版にしましょう。
UNetはこれまでのものよりもはるかに利用しやすくなっていますが、プレビュー版ということもあってまだ安心感はありません。実験以上の目的ではまだ利用するのは難しい感じです。
5.1.3で目立った不具合は一先ずなくなりました。また何か出たら追記します。(2015/8/27)