tanaka's Programming Memo

プログラミングについてのメモ。

GitHubにUnityのプロジェクトを新規に作成する手順(2017/6/9追記)

(Edit設定の変更の追記。画像の追加 2017/2/4)
(GitHubリポジトリを作成する手順をAddからCreateに変更 2017/6/9)
(スクリーンショットを追加 2017/6/9)
(GitHubへのPublishの説明を追加 2017/6/9)

Unityのプロジェクトを作成

  • Unityを起動
  • [NEW]を押して、プロジェクト名(UnityGitHubなど)を半角英数で入力して[Create Project]
  • [Edit]メニューから[Project Settings]>[Editor]を選択

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  • [Version Control]欄を[Visible Meta Files]に変更
    • metaファイルをバージョンコントロールに加えます
  • [Asset Serialization]を[Force Text]に変更
    • 変更をテキストで管理できるようにします

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  • [File]メニューから[Save Scene]を選択して、「game」などのシーン名で保存
  • [File]メニューから[Save Project]を選択して、プロジェクト全体を保存

GitHub Desktop に登録

次に、 GitHub Desktop で作業します。

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  • 左上の[+]をクリックして、[Create]をクリック
  • [Local path]の右の[Browse]ボタンを押して、Unityで作成したプロジェクトのフォルダー([デスクトップ]>[ライブラリ]>[ドキュメント]>[パブリックのドキュメント]>[Unity Projects]>プロジェクト名など)を選択して[OK]をクリック

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この状態ではGitリポジトリは作成できません。[Local path]の最後にあるUnityのプロジェクトフォルダーの部分を切り取って、[Name]欄に貼り付けます

  • [Local path]の最後にあるUnityのプロジェクト名の部分を選択して、[Ctrl]+[X]キーで切り取り

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  • [Name]欄をクリックしてカーソルを移動したら、[Ctrl]+[V]キーで貼り付け

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  • Unityのプロジェクトのうち、バージョン管理をする必要がないファイルを対象から外すために、[Git ignore]欄を設定します。まずは[None]を設定してください。その後、[Unity]に変更します(この手順をやらないと、.gitignoreが生成されないことがあります)

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  • 最後に[Create repository]をクリックします

以上で、UnityのプロジェクトがGitで管理されるようになりました。この状態をコミットして、記録します。

  • GitHub Desktopの上部にある[Changes]をクリック

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  • [Summary]欄に「プロジェクトを追加」などと入力して、[Commit to master]をクリック

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以上で完了です。あとは作業を進めて、適宜、コミット(Commit)と同期(Sync、あるいはPublish)してください。

コミットに失敗した場合、`.gitignore`が追加されなかった可能性があります。こちらを参照して、`.gitignore`を追加して、再度コミットをしてみてください。

Unityのプロジェクトをコミットする前に、必ず[File]>[Save Scene]と[File]>[Save Project]をしてください。Unityは実行するだけでは保存されないので、手動で保存する必要があります。

GitHubへ登録

コミットしたら、GitHubにアップロードしましょう。GitHubアカウントはすでに作成していて、IDとパスワードを持っていることを前提とします。

ログインしているか確認

  • 右上の歯車マークをクリックして、[Options...]をクリック

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  • ログイン済みのときは、以下のようにアカウントの情報が表示されます。その場合はログインは不要なので、次の手順に進んでください

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GitHub Desktopのログアウト方法

  • 別の人のアカウント情報が表示されたら、ログインしなおすために、[Log out]をクリックしてログアウトしてください

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GitHub Desktopのログイン方法

  • [+ Add account]をクリック

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  • 上の欄にGitHubのアカウント、下の欄にパスワードを入力して、[Log in]をクリック

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ログインが成功したら、念のため、ユーザー名とメールアドレスを確認します。

  • もう一度、右上の歯車マークをクリックして、[Options...]をクリック

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  • [Configure git]欄の下のユーザー名とメールアドレスを確認する

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ユーザー名とメールアドレスは、コミットした時に記録されるものです。これが他の人のものの場合、コミットした人が他人として記録されてしまうので、自分のものに書き換えてください。GitHubに登録しているものである必要はありません。

書き換えたら、[Save]をクリックします。
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以上で、GitHub DesktopとGitHubのページが連携します。

変更をGitHubに反映(Publish/Sync)

最初の一回目は、GitHubのアカウントにリポジトリーを新規に作成することになるので、特別に[Publish]という操作になります。

  • 画面右上の[Publish]ボタンをクリック

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  • [Description]欄に、リポジトリーの概要を入力します。例えば、「UnityプロジェクトをGitHubに登録する練習」など。入力したら、[Publish <リポジトリー名>]の部分をクリックします

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GitHub Desktopに反応がなくても、しばらく待ってください。アップロードが完了したら、コミットを表す点が小さくなって、[Publish]ボタンが[Sync]ボタンに変わります。


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この後は、コミットして、[Sync]ボタンをクリックすることで、変更をGitHubにアップロードして、また、GitHub側の変更を取り込むことができます。

`Sync`とは、同期するという意味です。GitHub Desktopのリポジトリーと、Web上のGitHubリポジトリーが一致するようにしてくれます。