ここでマスターしたいこと
- 変数の使い方を知ること
- 自分で自由に変数を定義できるようになること
動画
textBox1の内容を、string型の変数strに代入して、それをlabelやメッセージで表示するサンプルを以下に示す。
403 変数の使い方(代入 / 読み出し / 定義) - YouTube
- InternetExplorerかFirefox推奨
変数にデータを入れる
- label1のTextプロパティに「こんにちは」というデータを入れるには、以下のように書く。
label1.Text = "こんにちは";
- C#では=記号は、「右辺の計算結果を、左辺に代入する」という意味になる。
- 数学の=とは意味が異なるので注意。
変数の値を利用する
- 使いたい場所に、変数名を書く。
- label1のTextプロパティに、textBox1のTextプロパティの値を代入するには、以下のように書く。
label1.Text = textBox1.Text;
- 右辺の値を左辺の値に代入する、
変数を定義する
定義の書き方
- 変数は、以下のように記述することで自分で作成することができる。
// int型の変数aを定義する int a; // string型の変数strを定義する string str; // float型の変数bを定義する float b; // bool型の変数cを定義する bool c;
- 定義した変数は、以下のように利用することができる。
str = "こんにちは";
- 変数の定義は、利用する前に記述しておくこと。
変数が定義できる場所
- 変数の定義は、以下のうちの①、②、⑤の場所に書ける。
- ①のブロック内に定義した変数は、①内でのみ利用可能で、処理が終わると値は破棄される。
- ②のブロック内に定義した変数は、②内でのみ利用可能で、処理が終わると値は破棄される。
- ⑤のブロック内に定義した変数は、①でも②でも利用可能で、プログラムを終了するまで値が保存される。
詳細
- ①、②のような場所に書く変数をローカル変数と呼ぶ。
- ⑤のような場所に書く変数をインスタンス変数と呼ぶ。
- 基本的には、①や②の場所に定義する。
- ①や②での定義で困る場合は、⑤で定義する。
プログラム
動画のプログラムは以下の通り。
using System; using System.Collections.Generic; using System.ComponentModel; using System.Data; using System.Drawing; using System.Linq; using System.Text; using System.Threading.Tasks; using System.Windows.Forms; namespace projHensu { public partial class Form1 : Form { public Form1() { InitializeComponent(); } private void button1_Click(object sender, EventArgs e) { string str; str = textBox1.Text; MessageBox.Show(str); label1.Text = str; } } }