tanaka's Programming Memo

プログラミングについてのメモ。

デジゲー博に出展してきました!

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2018/11/4 秋葉原UDX2階 アキバ・スクエアと4階 UDXギャラリーNextで開催されたデジゲー博に、開発中のスマホ用パズルゲームVoxelorer Bird(ボクセローラーバード)を展示してきました!同時に、非常勤講師を勤めています池袋にある専門学校デジタルアーツ東京のゲームプログラマーコースの学生さん作品を展示しました。

目次

今回の目的

出展すること!

今回の目的はとにかくこれでした。申し込み時のトレイラー画像がこちら。

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キャラクターがちょっと違うしジャンプしてるし・・・。当初は何を出すか決めておらず、専門学校の体験授業で使ってる素材のデモ展示でもしようと考えていました。9月になって、Unity1週間ゲームジャムで公開した溶岩番にたくさんいいねをいただきまして、自分自身でも改良案が沢山浮かんできます。これならスマホアプリ化できるのでは?と思い立って、溶岩番を元にしたスマホアプリを開発して展示することにしました。それが今回のVoxelorerBirdでした。

学生さん作品

展示の左半分は学生さん作品。今回の展示で素晴らしい活躍をしてくれたるな氏はただの重力球 (@runa_rockmoon) | Twitter君が開発している神経衰弱バトルもりのひの試遊展示と、中央のタブレットでは1年生の皆さんの作品の動画を流しました。

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神経衰弱バトル【もりのひ】

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タワーディフェンスゲーム【スバコ・ディフェンス】

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対戦ゲーム【エアホッケー

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ノベルゲーム【イスポール戦記】

お時間を割いて遊んでいただき、沢山のご意見をいただきました。本当にありがとうございました。これ以上ない糧になったはずです。さっそく月曜日にいただいたご意見をもとに改良に取り組んでいました!

配布物と遊んでいただいた回数など

配布物がどれぐらい必要かが分からなかったので、何となくシールを50枚作成しました。結果、配布できたのは40枚ほどだったので、少なすぎず、多すぎず、ちょうどよい数でした。展示が11時から16時の5時間。シールは試遊していただいた方に差し上げたので、試遊回数と配布枚数は同じです。おおよそ7~8分にお一人が試遊されたということで、今後の展示の時の基準にできそうです。他のいくつかの出展された方のブログでも、おおよそ30~40枚と拝見しました。

二人体制で回したので、2ゲーム合わせると70名ほどの方に遊んでいただきました。試遊の回転を上げたり、配布枚数を増やしたい場合は、単純に売り子を増やすのがよさそうです。

また、こちらからお声掛けしないと遊んでいただくのは難しかったです。どのようなゲームか遠目でも分かるようにした上で、ちょっと目線が来ていると思ったら「試遊できます」とお声掛けすることで遊んでいただけました。

ブースの材料

まずは今回の目玉のポスター。

B3というちょっとイレギュラーなサイズにしましたが、1ブースの机の上に立てておくにはちょうど良いサイズだったと思います。スタンドとかあればもっと大きいのを背後に飾るのもいいなと思いましたが、机の上の方がインパクトがあった気がしますし、目線が分かりやすくて声掛けがしやすかったので、これは今後もやろうと思います。ブースが大きければもう1サイズ大きくてもよさそうでした。

作成は、お店とか知らないので、なんとなく知ってたアスクルさんで発注しました。

画像データはUnityで作りました。ポスター用の解像度で出力するカメラを作って、テクスチャーにレンダリングしたものをスクリプトPNGに保存。ポストプロセスとかフォントとか、レイアウトや効果を使ってデザインするのに一番慣れているのがUnityという事実。解像度はカメラの設定で自由ですし、今後もこの手法でいこうと思いました。作成したPNGアスクルさんのオンラインの入稿データ作成サービスにアップロードして、余白とか調整して発注しました。

仕上がったポスターは、ハンズで購入したB3用のパネルに両面テープで貼り付けました。それを、段ボールで作ったイーゼルもどきに立てかけて展示しました。

シールも同じくアスクルさんのシール・ステッカー・ラベル作成/印刷|1000円以上送料無料!| パプリby ASKULで。こちらも文字も含めてUnityで画像データを作りました。入稿方法もポスターとほぼ一緒。

危うく失敗しそうだったのがシールの納品期間でした。営業日だから土日は日数から外さないといけなかったのに、そのままの日数で考えてしまって到着がギリギリになりました。クロネコさんが発送日のうちに運んでくれたことで前日には余裕で受け取れて事なきを得ましたが、シールなしを覚悟していました。

テーブルクロスは東急ハンズさんで。今後も使うことがあるだろうしと、ちょっと高かったですが、手触りがよくて皺になりにくそうな素材のやつを選びました。とてもきれいな感じになったので満足です^^

底上げの台は100均の折り畳みできる物入れ2つ。その上にハンズで買ったパネルを並べて、そこに布をかけて机の出来上がり。スマホのスタンドは140円の黒い厚紙を切って自作しました。

数年前に某地理系のイベントに出展した時は、自宅のプリンターで印刷したA4の紙を貼り合わせてポスターを作りましたが、クオリティが低くて大失敗でした。その反省から、目に見える場所はお金をかけるというのが今回の裏テーマでした。その甲斐あって、良い感じのブースにできました。届いたポスターのクオリティは感動もの!シールもいい感じで仕上がっていて、グッズ作り、これはハマります。

会場で他の出展者さんのところにあった、後ろに立てて大きいポスター貼れるスタンドもいいなーと思いました。今後も展示を続けるなら、いずれゲットしたいです。A0のでかいポスター作りたい。

次回に向けて

試遊時間をちゃんと考えていなかったのは失敗でした。デジゲー博専用のステージを用意したものの、ほとんど出番なしorz クリアされたのはYさんおひとりでした(完全クリア、おめでとうございます!)

ゲームの説明用のステージ1つ、ちょっと応用ステージ2つ、最後にチャレンジステージで終わり。というぐらいで次は準備しようと考えています。

展示については以下の通り。

  • ベルトポーチを持って行って、道具はそれにまとめて入れる
  • スマホの落下防止はフックなどで簡単に付けられるものにする
  • 充電ケーブルは長さが十分で取り回しやすいやつを用意

ノベルティについて。細かいものを手に持っておられたのが邪魔そうだったので、A4サイズの紙が入る手提げ袋とかクリアフォルダーなどを用意するとお役に立つかなと感じました。

今回は自分が不慣れなので、無理に学校からブースは出さず自分のブースに詰め込みましたが、さすがに手狭でした。グッズとか作っても広げられないし、次回はLooking Glassでの展示もできるはず。出展の要領は分かったので、次は学生さんと共同で2ブース構成にしたいなと考えています。

DATフェスタについて

学生さん作品の本番は、一週間後の11/9(金)、10(土)に池袋の専門学校デジタルアーツ東京で開催されるDATフェスタです。今回から一週間でどのように改良されるか、私も楽しみにしております(学園祭前の一週間は準備のため講義がなくなるため、非常勤講師の私は出講しないので、本番当日までどうなるか分からないのです^^;)

会場はこちら。よろしければお運びください!私は金曜日に少し顔を出すだけなのでほぼ不在だと思いますが、学生さんと直にがっちりコミュニケーション取れるはずです!

最後に

人混み&情報量が多いのが苦手ということで、物凄く疲れました。自分は他のブースを回るだけの気力&体力がなかったので、るな氏はただの重力球君に会場周りはお願いしました。

激疲れしましたが、目の前で操作を拝見したり、ご意見をいただくことで多くの改良のヒントを得られて収穫も大漁でした!「面白い!」とのめり込んで遊んでくださる方がいらっしゃったことは、頑張って準備した甲斐があったと実感できました。るな氏はただの重力球くんも同様だったと思います。1年生のT君が遊びに来てくれたのも嬉しかったですし、多くの凄いゲームを体験して大いに得るものがあったと思います。これを機に、出展できそうなところには今後も出ていこうと思いました。頑張って完成させるぞ!

ブースにご挨拶にきてくださった皆様、立ち止まって時間を割いて遊んでくださった皆様、貴重なご意見を下さった皆様、状況を察して遠くから見るに留めて下さった皆様、本当にありがとうございました。個人名を出すことは控えますが、お一人お一人に深く感謝しております。

最後にの最後になりますが、素晴らしい展示会を運営して下さりました、デジゲー博準備会の皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました!

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